これによるとフィリピン発行のパスポートがヴィザなしで入国できる国は61ヶ国となり、世界ランキングでは66位であった。
　　　
1位には159ヶ国のシンガポールが入り、2位にドイツの158ヶ国、3位には157ヶ国のスエーデン、韓国が続いた。
　　
4位にはイギリス、フランス、スペインなどヨーロッパを中心とした国と日本の156ヶ国。
　　
アセアン加盟諸国ではシンガポールに続いてマレイシアが6位に入り、154ヶ国でこれは世界で最も強いとみられていたアメリカと同じ順位であった。
　
次にブルネイが21位で135ヶ国、タイ55位、72ヶ国、インドネシア64位、63ヶ国となりフィリピンより上位に入った。
　　
フィリピン以下のアセアン加盟国ではカンボジアが77位、49か国、ヴェトナム78位、48ヶ国、ラオス87位、46ヶ国と続き、ミャンマーが最下位の84位、41ヶ国となった。
　　
今回の調査で総合最下位はアフガニスタンの94位、22ヶ国であり、アセアン加盟国のパスポート価値が低いことを数字は示している。
　　
一方、大国と自称するロシア、中国、インドなどのパスポートは信用が低いのか、ロシアは41位、108ヶ国で南太平洋トンガの下、南米コロンビアの上となっている。
　　
中国は67位、60ヶ国と下位グループに入り、アフリカのガーナや中米キューバと同位。
　　　
しかし、中国が吸収しようとしている香港は上位に入り、16位142ヶ国と健闘し、中国の目の上のたん瘤の台湾は32位、120ヶ国でマカオも同位に入り、両地域は中国と比べて2倍の信用度を持っている。
　
インドは更に下位グループへ落ち、75位、51ヶ国となり、アフリカ諸国と同程度となった。
　　
なお、日米首脳に嫌われている北朝鮮だが、国際的には外交関係を結んでいる国は多いもののやはり下位グループで87位、38ヶ国となり、政情不安なアフリカのリビアと並んだ。
　
この調査だが、経済指標のGDPなどよりも、このランキングの方がその国の信用度、国力が分かるとの指摘もある。
　
ソース：http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news03&config=&command=body&no=434

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