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ベトナム主力商品、ショートパンツの輸出額は微増

2015年7か月間では、ベトナムからEU、韓国、日本市場への同製品の輸出は対前年同期比で減少したが、アメリカへの輸出はわずかに増加した。具体的には次の通りである。
 
アメリカ市場へのショートパンツの輸出は、輸出価格の下降により、対前年同期比で数量が0.8%増、金額が14.1%増となり、9660万点、3億2770万米ドルに達し、同製品の総輸出額の63.5%を占めた。現在、8月のアメリカの消費指数は0.1%減少しており、今年初めての減少となった。アメリカの小売業の売上は、7月の0.6%増の後で、8月は0.4%増となった。アメリカの雇用数は、7月が21万5000増だったのに対し、8月は22万と強く増加した。一方、月間の失業率は、7月が5.3%とわずかに減少したが、8月は5.2%減となった。こうした市場からの良い兆しにより、同市場への縫製製品の輸出は今後増加すると見込まれる。
 
EU市場へのショートパンツの輸出は、対2014年7カ月比で数量が20%と強く減少、金額は11.2%減となり、1140万点、約6300万米ドルだった。このうち、いくつかの国への輸出が対前年同期比で減少しており、ベルギー27%減、スペイン40.5%減、デンマーク11.7%減、イタリア3.3%減、ボーランド41.7%減、等であった。現在、ユーロ圏のGDPは積極的に成長している。2015年第1四半期と比較すると、第2四半期ではユーロ圏の経済は0.4%上昇し、予想されていた0.3%という数字よりも高くなっており、これは輸出の促進と消費指数の回復のおかげとされる。EU統計局(ユーロスタット)の第2回目の予測によれば、投資がユーロ圏の成長を下降させた一方、家族世帯の支出および外国への貸付金残高が、ユーロ圏およびEU連合における成長に積極的に貢献したとされている。EU連合のGDPもさらに0.4%増加した。2015年第2四半期には、ユーロ圏および28のEU諸国において家族世帯の支出が0.4%増加した(その前の2期では0.5%増、0.6%増だった)。EU加盟国のGDPは、変動のなかったフランスを除いてすべて増加した。これまでの四半期と比較して最も高く成長したのはラトビア(1.2%)、マルタ(1.1%)、チェコ、スペイン、スウェーデン(いずれも1.0%)であり、次いでギリシャとポルトガル(いずれも0.9%)、スロバキア(0.8%)、エストニア、クロアチア、リトアニア、スロバキア、イギリス(いずれも0.7%)であり、オランダ、オーストリア、ロマニアが最も低い成長率だった(0.1%)。対前年同期比で、ユーロ圏のGDPの成長は1.5%となり、当初の1.2%という数字より高く、EU連合では1.9%の成長となった。こうした積極的な兆しにより、EUへの今後の縫製製品の輸出は有利になると見込まれる。
 
韓国市場へのショートパンツの輸出は、対前年同期比で数量が7.3%減、金額が1.2%減となり、392万点、2820万米ドルに達した。
 
主力市場への輸出が総じてわずかに減少したため、各企業はその他の市場へのショートパンツの輸出を拡大し強く増加しているが、その金額は低く、対前年同期比でカナダ22.9%増、チリ81.7%増、UAE33.8%増、アルゼンチン23.1%増、ノルウェー35%増、ニュージーランド21.1%増、コロンビア313%増、等であった。
 
2015年8カ月間のショートパンツの輸出価格は、対前年同期比で6.5%下降し、FOB単価は3.93米ドルだった。
 
2015年7か月のアメリカ市場へのショートパンツの輸出は、対前年同期比で11.7%下降し、FOB価格は3.39米ドルだった。2015年7月の同市場への輸出価格は、対前月比で14%下降するも、対前年同期比では1.6%上昇し、FOB単価は2.19米ドルだった。
 
2015年7か月の日本のショートパンツの輸出価格は、対前年同期比で13.3%下降し、FOB単価は6.08米ドルだった。2015年7月の同市場への輸出価格は対前月比で4.3%下降、対前年同期比では27.6%下降し、FOB単価6.26米ドルだった。
 
一方、2015年7カ月のEU市場へのショートパンツの輸出価格は、対前年同期比で11.1%上昇し、FOB単価は5.54米ドルだった。そのうち、いくつかの国への輸出価格は対前年比で上昇し、スペイン35.9%増、オランダ12.8%増、デンマーク15.1%増、スウェーデン39.5%増、イタリア45.1%増、等となった。
 
photo by HotlantaVoyeur on flickr