2015年10月23日

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ベトナム・ホーチミンの国際繊維製品展示会に125社が参加

ベトナム・ホーチミンの国際繊維製品展示会に125社が参加

昨日からホーチミン市で開催されている繊維産業展示会に国内外から125社が参加し、自社製品やサービスを紹介している。

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台湾、香港、インド、韓国、マレーシア、トルコなどの会社が集まり、ミシン、編立機、紡績設備、裁断機、プリント機械、生地、糸、刺繍などの機械設備や副資材などを展示している。
 
ベトナムの参加するTPPの合意に達し、今年は韓国及びロシア、ベラルーシ、カザフスタン3カ国関税同盟と自由貿易協定を締結したうえ、さらに12月にはアセアン経済共同体(AEC)の統合を控えているために、今年のこの4日間のイベントは特に重要な意味合いを持つ。
 
ベトナム綿紡績協会Nguyen Hong Giang会長は、すべての自由貿易協定が有効になると、ベトナムから米国、EU、日本及び韓国へのアパレル輸出は優遇税制を享受でき、他の輸出国に対してかなり優位に立つことができると述べた。
 
ベトナムは年間850万mの生地が必要なのに対し、生産しているのは300万mに満たず、早急に生地生産を増量しなければならないと彼は言う。この展示会が、生産者にとってそのための設備や技術を見つける機会となることを期待していると述べた。
 
イベント主催者Vinexad社と台湾のChan Chao Internationalは本日及び明日ベトナムの投資環境を以下の題目で議論するセミナーを行う。
 
◆ 繊維産業での生産性・効率・品質改善の解法
◆ 繊維産業発展における自由貿易協定(FTA)の影響
◆ ベトナムが世界的な繊維サプライ・チェーンのハブとなりうる理由
 
この展示会はTan Binh区Hoang Van Thu通りのTan Binh展示会場で行われている。

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