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中国国際金融有限公司、IPOに向け公募開始、上場の成否は?

同日付香港各紙によると、1株当たりの公募価格は9.12~10.28ドル、約6億1100万株を発行し、最高で62億8500万ドルを調達する見込みだ。取引単位は400株で、およそ4153ドルからの投資が可能となる。
 
公募は30日正午まで、上場は11月9日を予定している。26日に上場したばかりの中国再保険が公募価格と同じ株価で初日が終わり、30日に上場予定の中国華融も一般投資家の反応が振るわないなど、大型金融株が期待はずれの動きを見せる中、上場の成否は微妙なところといえそうだ。
 
ちなみに同社は、王岐山氏や周小川氏など大物と関係が深く、また朱鎔基・元首相の息子が勤務していたことでも知られている。