2015年11月9日

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台北市日本工商会が台湾政府に白書提出、中国への過度の依存見直し建言

台北市日本工商会が台湾政府に白書提出、中国への過度の依存見直し建言

台北市に進出している日系企業などで構成された台北市日本工商会(以下、工商会)は6日、台湾の政府に「白書」を提出した。

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日本の省レベルに当たる国家発展委員会の杜紫軍・主任委員が受け取った。
 
工商会は白書の中で、台湾経済は中国へ過度に依存することを避け、東南アジアおよび新興市場と協力関係を構築するよう建言。「これは世界的な趨勢で、早急に実行すべきであり、時機を逃すと台湾の日系企業に対する吸引力が低下する」と指摘した。
 
また工商会は、台湾の政府はただ中国市場にのみ注目するのでなく、その他の海外市場にも積極的に進出する必要を指摘し、自由貿易協定(FTA)調印やTPP(環太平洋パートナーシップ協定)、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)への加入を速やかに実施するよう求めた。

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