2016年2月15日

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鴻海によるシャープ買収の行く末は? 鴻海の董事長がコメント

鴻海によるシャープ買収の行く末は? 鴻海の董事長がコメント

シャープ買収を目指すEMS(電子機器受託生産サービス)大手、鴻海精密(HONHAI、ホンハイ)の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は5日、鴻海がすでに株式取得の優先交渉権を得ており、2月29日までに調印を完成させたいと希望を述べた。一方、シャープ側は優先交渉権を鴻海が取得した事実はなく、高橋興三・社長の個人的な承諾だと説明した。

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なお、その後にシャープは鴻海に対し、人員の削減や事業の売却を行わないよう誓約書の提出を求めていたことが13日に判明した。今のところ鴻海は誓約書を提出していない。
 
シャープ買収には日本の政府系ファンド産業革新機構も名乗りを上げているが、その出資規模については3000億円で、鴻海が提示した7000億円超とは開きがある。シャープは今月15日に10人を台北に派遣し、鴻海と交渉を続ける方針。
 
photo by Steve Jurvetson from Menlo Park, USA

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