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ボルボ・カーズ、長期成長戦略の第2弾を開始

 
同社は、「60シリーズ」や「90シリーズ」に採用している現行のプラットフォーム「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)」加え、「40シリーズ」などの小型モデル向けの新型プラットフォーム「コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)」を導入する計画。
 
また、電気駆動車のラインアップも強化する方針であり、2020年以降は年間販売台数の約10%に相当する約8万台を純粋な電気自動車またはプラグインハイブリッド車とすることを視野に入れている。2019年にはSPAプラットフォームをベースにした純粋な電気自動車を発売する予定。
 
■ 15年は増収増益、販売台数は50万台突破
 
2015年通期の営業利益は66億2,000万スウェーデンクローナとなり、前年の21億2,800万クローナの約3倍に拡大した。売上高は1,640億4,300万クローナ(前年:1,375億9,000万ユーロ)の増収となった。2015年の販売台数は50万3,127台となり、同社の89年の歴史で初めて50万台を超えた。
 
(1SEK=13.4JPY)
 
photo by RL GNZLZ on flickr