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味の素、インドネシアで風味調味料「Masako」を増産へ

味の素、インドネシアで風味調味料「Masako」を増産へ

食品関連事業の「味の素」(東京都中央区、西井孝明社長)は2月25日、連結子会社である「インドネシア味の素」(PT. Ajinomoto Indonesia)がジャワ島西部にあるカラワン工場の風味調味料「Masako」(マサコ)の生産能力を増強すると発表した。設備投資額は約3600億ルピア(約32億円)で、インドネシア全土への供給体制を強化する。

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経済発展に伴う購買力の増加に支えられ、インドネシアの風味調味料市場は10万4000トン、過去数年間、二桁成長を続けているという。「Masako」は1989年の発売以来、鶏肉や牛肉の風味を料理に付与する汎用調味料としてスープや炒め物など向けに家庭で幅広く使用されている。販売量は2011年度以降年率約12%で継続的に増加しており、60%強のトップシェアを誇る。
 
今後も、新規ユーザーのさらなる拡大と既存ユーザーの使用量増による販売量の拡大が見込まれることから、生産能力を増強する。生産能力が2工場合わせて約30%増強されると同時に、インドネシアの人口の約8割(約2億人)を抱えるジャワ島以西への安定的かつ効率的な供給が可能となる。
 
ソース:http://lifenesia.com/nikkei/3-10-ajinomoto/
 
photo by ajinomoto

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