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米・クレイグ・バイオクラフト、ベトナムでクモ糸繊維の生産へ

 
「協定に基づき、Kraig Labsはベトナムに子会社を設立し、先進的ハイブリッドシルクの研究および試験生産を行います」とKraig社はプレスリリースを発表した。Kraig Labsは革新的な遺伝子工学技術を用いて高強度のシルクを生産する効率的な方法を開発している。
 
Kraig Labsのドラゴンシルクは強度と柔軟性に優れ、場合によってはスパイダーシルクよりもさらに高い強度と柔軟性を持ち、繊維産業の再編をもたらす可能性があると同社は発表している。
 
「ベトナムの政府機関との研究・生産協定は、こうした先進的ハイブリッド繊維のさらなる開発と生産の準備を行うためのものです」とプレスリリースは続く。「この協力協定はKraig Labsにとって大きな進展であり、2年間に及んだ協議、そしてさらに長い期間行ってきた科学的研究開発の成果でもあります」
 
「今回の協定は先進的素材を数十億円規模の先進的技術繊維市場に送り出すというKraig社の長期的事業計画の進展において、非常に重要な道標となるものです」と同社のThompson CEOは話す。Thompson CEOは、今回の協定は既存の膨大な絹・繊維生産設備を活用しつつ新たな技術と可能性をベトナムにもたらす点で非常に重要であるとも言及した。
 
Kraig社は現在子会社設立に必要な許認可取得を行うとともに事業計画の作成を行っている。今後数ヶ月にわたって、Kraig Labsは子会社設立、施設賃借、現地要員の雇用と訓練、許認可取得を行い、同社の蚕とベトナムの商用蚕種との交雑育種を開始することを計画している。
 
Kraig Biocraftはスパイダーシルク技術分野において世界の繊維産業の今後への影響が予測される様々な科学的実績を挙げている。