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ベルギー連続テロを受け、トヨタとブリヂストンが出張禁止命令

ベルギー連続テロを受け、トヨタとブリヂストンが出張禁止命令

22日朝に起きたブリュッセルの空港と地下鉄駅でのテロを受け、多くの日本企業がベルギーへの出張を禁止するなどの対応をみせたと3月23日付の日本経済新聞が報じた。

欧州の”首都”であるブリュッセルを抱えるベルギーには、日本から200社を超える企業が進出している。自動車メーカーのほか関連部品メーカーや化学・医薬品メーカー、商社など幅広い産業が事業を展開している。ベルギーの在留邦人数は2013年10月時点で約5700人で、約半数がブリュッセルで暮らす。

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トヨタ自動車は欧州の統括管理会社、トヨタモーターヨーロッパをブリュッセルに置き、同拠点では約2400人が働いている。うち日本人は320人という。トヨタ広報部は22日夕時点で「現地の従業員や出向者、家族、出張者の安否は確認中」と説明している。トヨタはベルギーへの社員の出張を全面禁止にした。
 
ブリヂストンは22日、ブリュッセル近郊への出張停止を社員に指示した。同社はブリュッセルに欧州地域の統括会社を置いている。日本人の駐在員18人と家族については全員の無事を確認。現地社員300人強についても安否確認を急ぐ。
 
2015年10月から1日1往復で運行中の全日本空輸は23日の便を欠航することを決めた。24日以降の運航体制は未定としている。 
 
欧州にはイスラム過激派思想に感化された「テロ予備軍」は数千人いるとされる。フランスは緊急事態宣言を延長し、礼状なしで危険人物を捜索できる措置を取っている。
 
photo by maximus shoots on flickr

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