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4/5~4/25の「海外ビジネスコラム」更新情報!

 
『2015年に変更されたマレーシア就労ビザの最新情報と申請手順』
<鵜子 幸久(桜リクルート社(マレーシア)>
 
2015年から、マレーシアで働く外国人の就労ビザ(エンプロイメント・パス)に関する制度が変更されましたが、このことで混乱や誤解が生まれているため、現在最新の情報と申請手順を解説いたします。過去には必要とされていなかったESD法人登録や、払込資本の上方修正など、若干ハードルが上がってしまったと言えますが、下記の申請手順に沿えば取得可能です。
 
第1段階: ESD(Expatriate Services Division)への会社の登録……
 
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https://www.digima-japan.com/column/law/3161.html
 
『日本から中国へのシフトが招いた「資源国・オーストラリア」の課題』
<永井 政光(NM AUSTRALIA PTY LTD)>
 
かつてオーストラリアは、広大で無尽蔵に広がる大自然以外、これと言って魅力のある国ではありませんでした。もちろん過去も、そして現在でも石炭、天然ガス、ボーキサイトなどの地下資源や、小麦やトウモロコシ、牛肉などの生産量は群を抜いており、世界有数の供給国の地位を確立しております。
 
1980~1990年代前半の日本は経済も右肩上がり、世界中からエコノミックアニマルと揶揄され、日の沈まぬ国とまで言われました。貿易収支は今では考えられないくらいの大幅黒字で、その格差を埋めるべく、当時の首相だった中曽根氏が性能の明らかに劣ったアメリカ製品を購入するパフォーマンス行ったりもしました。世界中から貿易収支の不公平を指摘されましたが、工業立国日本が必要とする資源を購入するため、オーストラリアは対日本との貿易収支が黒字となる数少ない国でした。
 
その日本もバブル崩壊とともに、経済が失速。日本への経済依存率の高かったオーストラリアは、景気後退の危機も予想されましたが、2000年にシドニーオリンピックが開催され、全世界に向けて大きなPRに成功。折よく、中国が好景気で、日本に代わりオーストラリアの上客へと早変わり。大して労もせずに新たなスポンサーを見つけられました。これがオーストラリアがラッキーカントリーと呼ばれる所以です。……
 
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