2016年9月14日

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技術者育成のためASEANで新産業支援、経済産業相が表明

技術者育成のためASEANで新産業支援、経済産業相が表明

世耕弘成経済産業相は8日、訪問先のベトナムで「日本の技術力と東南アジア諸国連合(ASEAN)の市場を連携させる」と述べ、ASEANの新産業育成を支援する考えを表明した。日本の研修プログラムで育った現地の熟練者などを指導役として活用し、デジタルなど新たな分野を担う人材を育てる事を目的としている。

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日本企業と現地企業の提携、協業を進め、中間層が急激に増えるASEANで新たな産業やサービスの導入を後押しする方針を示した。その橋渡し役として、過去に日本の人材育成研修を受けたASEAN各国の約18万人のネットワークを活用する。その中から適任者を選び、現地の提携先や社員のインターンシップの受け入れ先を探してもらい、 ASEAN全域の底上げにつなげようとしている。
 
世耕氏は「世界に自由貿易の渦を再び巻き起こしたい」とも述べており、環太平洋経済連携協定(TPP)の早期発行や、自由化の水準の高い東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の合意を目指す考えを、改めて示した。

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