春節の屋台、旺角麦花臣球場での開催を否決
2017年春節(旧正月)に開催する飲食屋台の会場として旺角の麦花臣遊楽場(マクファーソン・プレーグラウンド)が候補に挙がっていたが、油尖旺区議会はこの案を否決した。
この記事の続きを読む
11月25日付香港各紙によると、食物環境衛生署は1月の旧正月元日から3日(1月28~30日)に麦花臣遊楽場に40軒の飲食屋台を設置することを提案。営業時間は正午から深夜2時で、調理にはガスは使わず電気器具に限るというものだ。こうした合法の屋台設置の背景には、今年旧正月の旺角暴動の原因が屋台にあったため、政府が来年は暴動を防ぐために屋台を解禁しようとの思惑があるといわれている。
しかし区議会議員らは春節まであと2カ月で、明らかに準備期間が足らないと指摘。また同地では過去に「盆菜節(おせち料理祭り)」が行われ、そのときはガス調理が許可されていたので、なぜ今回はガスが禁止なのか納得できないという。もともと付近で営業する軽食屋や屋台の稼ぎ時であるにもかかわらず彼らの営業を妨げる恐れがあるほか、屋台はガスでの調理が多く、このわずか数日のために電気器具に投資する屋台主がいるのかという疑問もある。さらに付近住民や商店は騒音を懸念。こうした事情から区議会では反対票9票、賛成票8票で否決された。
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
香港ポスト_old
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由