ベトナム、アメリカ式のブラックフライデーが流行
アメリカでポピュラーなブラックフライデーを倣い、ベトナムでも多数の店が大規模なセールを実施した。いくつかのブランドがこれを機に儲けを出すことはできたものの、ベトナムの状況はアメリカほど熱狂的で期待値の高いものではなかった。
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ビンコムショッピングモールの高級店からノーブランドの服を売る格安店に至るまで、ハノイのあらゆる目抜き通りでは「ブラックフライデー 最大50%割引セール」の看板が掲げられた。多くの店はバーゲン目的の顧客で溢れかえった。最も多くの顧客を引き付けたのは、Emigo、IVY Moda、Charles and Keith、Aldo、Canifaなどの、最大70%に及ぶ割引を掲げた中上流や中流のブランドであった。
「我が社がブラックフライデーを実施し大成功を収めたのはこれで2年目になります。お客様が店に詰めかけ、我が社のニットウェアが、低価格の商品もカシミアでできた高級品も共に、通常と比較し記録的なスピードで売れました。」とBa Trieu通りのショップCanifaの従業員はベトナム・ニュース紙に語った。
セール商品は家庭用品から服まで様々な種類に及んだが、最も期待が高かったのはアパレル分野だった。大学生や会社員、主婦など、その殆どが女性であった買い物客は、25日朝早くから様々なモールや路面店に押し寄せた。
しかしながら、割引に正しく取り組まない店も多くあった。時に全商品が50%割引されるアメリカでのブラックフライデーの慣例とは対照的に、ベトナムの幾つかの販売店では偽りの宣伝が行われ、商品に応じて10〜70%の割引率をつけられた。また店側は完全には認めなかったものの、売れ残り商品に惹きつけられるような値付けがされた。
多くの顧客が不必要なものに散財するよう見受けられたため、購入には慎重で慎ましくあるよう勧告された。多くの店がこのセールを、前シーズンの売れ残り商品を処分したり、品質の良くない商品を混ぜこんだりする機会と見たのである。
アメリカでは、ブラックフライデーは感謝祭の翌日である11月の第4金曜日に当たる。顧客の大きな期待に応えるべく多くの小売店で大幅割引のセールが実施される一方、ブラックフライデーはクリスマスのショッピングシーズンの始まりと広く見られている。週末割引のみの場合もあるが、セールのタイムリミットは通常11月25日〜28日である。顧客呼び込みのため、割引と同時にクーポンやその他の特典がつけられる。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2653.html

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