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シンガポール債券市況、来年は220億ドルが償還の可能性

シンガポール債券市況、来年は220億ドルが償還の可能性

来年は220億Sドル(約1兆7,840億万円)の債券が満期を迎える、あるいは随時償還される可能性があるが、米国における利上げで金利が上昇傾向にあり、借り換えを目的とした償還後の起債では、発行者は利率引き上げを余儀なくされる見通しだ。

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米連邦準備制度理事会(FRB)は12月14日、政策金利を0.25ポイント引き上げ、さらに来年の利上げは3回になると、それまでの2回との予想を修正した。これを受け米財務証券の利回りは0.1~0.11ポイント上昇。15日のシンガポールドル・スワップレートも0.1ポイント上昇し、5年物が2.36%、10年物が2.87%になった。
 
利回りは別にして、シンガポールにおける来年の償還は格付けの高い機関の債券が多く、借り換えに問題はないと銀行関係者はみている。トリプルAの格付けを得ている住宅開発庁(HDB)は34億Sドル(約2,760億円)の債券を償還する。起債で資金調達に困ったことはなく、今年は45億Sドル(約3,650億円)を起債で調達した。
 
マレーシア系カジノ運営業者、ゲンティン・シンガポールは2017年に随時償還の永久債(23億Sドル、約1,865億円)を発行しているが、予定(9月と10月)より早い段階での償還もあると銀行関係者は予想している。ゲンティンは日本と韓国でのカジノ開設を計画している。
 
今年のこれまでの起債は前年比18.5%減の175億Sドル(約1兆4,190億円)とさえない。償還不履行が発生し、7~9月期の起債が急減したためだ。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/41686/

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