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ブラジルの実質金利、世界最高、8.53%でダントツ

 
インフィニティ社の調査によると、世界の高金利ランキングでブラジルの実質金利は8.53%でダントツの1位だ。
 
2位ロシア(4.56%)、3位コロンビア(3.51%)を大きく引き離している。経済状況がブラジルと似ていると思われているチリの順位は11位だった。
 
経済活動活性化のための政府の金利引き下げ努力は、現段階では低金利を求める層には届いていない。ブラジル中央銀行は10月、11月と続けて政策金利(Selic)引き下げを行ったが、その恩恵は消費者レベルにまで達していない。
 
エコノミストの見解では、銀行は個人貸付や分割払い金利の引き下げには慎重だという。雇用情勢や賃金水準を見る限り、まだ経済危機を脱しておらず、個人への与信には慎重にならざるを得ない。
 
経済の活性化には個人事業主・中小企業向けの小口の貸付や個人向け分割払い、クレジットカード金利が下がることが不可欠。しかしながら、いまだに金利低下の恩恵をなかなか感じれない状況だ。
 
全国経営財務会計エグゼクティブ協会(ANEFAC)の調べによると、クレジットカード金利は10月の457.21%からむしろ上昇し、11月には459.53%となっている。銀行借り入れ利息は少し下がり、10月の4.68%から11月は4.62%となった。
 
ブラジル政府は小口貸付やクレジットカード金利の低下に向けて包括的な政策を検討するとしている。支払を適時行っている借入人・カード利用者には低減金利を適用できるようにする、加盟店手数料負担を軽くする、などの案が出ているという。
 
(文/余田庸子、写真/Marcos Santos/USP Imagens)
 
ソース:http://megabrasil.jp/20161221_33128/

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