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紳士服コナカ、中国・シンガポール撤退、市場成長のタイで事業拡大

紳士服コナカ、中国・シンガポール撤退、市場成長のタイで事業拡大

紳士服大手のコナカは海外事業を見直す。販売不振のシンガポールと中国からは撤退し、好調なタイの店舗を5年で2倍の20店に増やす。同国では現地の会社員のスーツ需要が伸びている。生産拠点もあり、機動的に商品を提供できる利点を活かす。やはり、海外進出展開においても需要を見極め、「損切りと撤退」をすることが重要になってくる。

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2012年に進出したタイで積極出店する。現在、首都バンコクの商業施設に「スーツセレクト」を9店舗展開している。スーツは約2万2千円と約3万8千円の2つの価格帯で販売している。5年後にまでに2倍の20店までに増やし、売上高を現在の2倍以上にあたる10億円超まで引き上げる。
 
タイは競合が少なく、大手企業の会社員の需要が増えている。タイ市場向けのスーツは主にタイと隣国のミャンマーで生産しており、機動的に製造・販売しやすいという利点もある。
 
一方、シンガポールでは5店、中国は上海の2店を閉店し、撤退した。いずれも2013年に出店を始め、2万〜13万円前後のスーツを販売していたが、想定より仕事でスーツを着る人が少なかったという。人件費や賃料が上昇しており、赤字体質から脱却する見通しが立たないと判断した。需要を見極めて早期撤退することも海外進出における重要な戦略の一つだ。「損切りと撤退」に踏み切る一方で、市場の伸びが期待できるタイ進出に着力する。

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