2017年1月11日

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次世代航空機エンジン素材に日本発新素材採用、宇部興産などが進出

次世代航空機エンジン素材に日本発新素材採用、宇部興産などが進出

次世代航空機のエンジン基幹部分に日本発の新素材が採用される。軽量で高い耐熱性を持つ炭化ケイ素(SiC)繊維で、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が最新エンジンに導入する。宇部興産など国内2社が素材を供給する。航空機の軽量化により燃費を改善できるという。燃費の軽量化により価格の低下も期待できる。また、ロケットや発電設備など幅広い分野で採用が進む可能性があり、炭素繊維に続き、日本発の新素材が技術革新をけん引しそうだ。

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航空機では主翼や胴体といった期待でアルミ合金から炭素繊維強化プラスチック(CFRP)への置き換えが進んでいる。機体でのCFRPの採用比率は欧州エアバスや米ボーイングの最新中大型機で50%を超えている。CFRPでは、日本企業のシェアは約7割に上っている。
 
Sic繊維を製造できるのは現時点では、世界で宇部興産と日本カーボンの2社だけとなっている。国際民間航空機関(ICAO)が航空機の国際線で2021年以降は二酸化炭素(CO2)の排出を増やさない規制を決めるなど、航空機の燃費改善は急務となっている。2035年の世界の旅客機需要は3万8300機と2015年に比べ8割増える見通しの中、国内素材企業の優位が続きそうだ。
 
日本製部品の世界評価は高まりを見せ続けている。今後、東南アジアなど新興国を中心に、より多くのヒト・モノ・カネの動きが活発されることが予測される中、インフラ整備のための素材輸出も活発化しそうだ。

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