2017年1月11日

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台湾・鴻海、2016年に初の減収記録、アップル不振や中国経済停滞など

台湾・鴻海、2016年に初の減収記録、アップル不振や中国経済停滞など

電子機器の受託製造サービス(EMS)世界大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の2016年の連結売上高は4兆3569億台湾ドル(約15兆7800億円)と、前年比2.8%減少した。1991年の上場以来初の減収となった。受託生産する米アップル製品の販売不振が続いており、成長モデルの転換が急務になっている。

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10日夜に昨年12月の月次売上高を開示し2016年通年の売上高も判明した。中国の景気減速とアップル製品の不振が重なり、特に前半の苦戦が厳しかった。リーマン・ショック後の2009年でさえも0.4%増収を確保したが、上場以来の連続増収が2015年までの25年で途切れた。
 
アップル製品の受託生産が売上高全体の5割を超えている。特にスマートフォン(スマホ)「iPhone」の販売動向に左右される傾向があり、2015年秋発売の「6s」の不振が打撃となった。
 
鴻海は規模のメリットを追求してコストを引き下げる大量生産のモデルで成長してきた。ただ主要生産拠点の中国で人件費上昇が続くなど、アップルの不振以外にも逆風は強まっている。事業モデルや資産体制の見直しなど、成長戦略の転換が必要な局面に来ている。その中で、やはりシャープの活躍も無くてはならない。親会社鴻海の機器にシャープブランドを世界に広めることで巻き返しを図る。
 
>>>合わせて読みたい『台湾鴻海・シャープ、中国でスマホ用有機ELパネル量産工場新設検討』(https://www.digima-news.com/20170110_11540

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