帝人、米国CSP社の買収手続きを終え、完全子会社化
帝人株式会社は1月5日、昨年9月に発表した米国コンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス（以下、CSP社）の買収について、株式譲渡に関する諸手続きを完了し、1月3日（現地時間）に完全子会社とした事を発表した。
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CSP社は、自動車軽量複合技術で既に米州の自動車市場において高い認知を得ており、今回の統合により、熱硬化と熱可塑のFRP技術、ガラス繊維と炭素繊維・アラミド繊維といった素材群、高外観性外板や構造材などの幅広い使用部位において両社の相乗効果が期待される。
同社は米国ミシガン州に本社を置き、従業員数は3300人以上、現在の会長兼社長のフランク・マッカー氏が引き続き指揮を執り、帝人グループからは副社長として、エリック・ハイス氏が就任し、経営統合および事業のグローバル展開を進める。
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