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シンガポールの人材競争力指数、4年連続で2位、アジアでは首位

 
優秀な人材を育て、呼び寄せ、引き留めておく能力を比較したもので、118ヵ国を調査した。
調査担当者は解説で、新技術がけん引する経済において、人材面で台頭するのは都市国家シンガポールなど小さな国・地域になるとした。
シンガポールはデンマーク同様、政府による情報通信技術の利用度が高い。
 
総合順位は、スイス、シンガポール、英国、米国、スウェーデン、豪州、ルクセンブルク、デンマーク、フィンランド、ノルウェー。
 
上位国に共通して見られた特徴は、経済のニーズに対応した教育制度、柔軟性を優遇する雇用政策、人の流動性・起業家精神、ビジネス関係者と政府との関係の強さ。シンガポールは海外からの人材呼び込みで高評価だったが、移民に対する寛容度は低かった。
 
全体評価でアデコのデヘーズ最高経営責任者は、自動化、人工知能の急速な発展が人の生活、労働の在り方を根本的に変えているとコメントした。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/42002/