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シンガポール・トゥアスの立体型高架橋、2月18日に開通

 
全長は4.8キロ。トゥアス港開発により予想される交通量の増大を見越した。道路用高架橋は地上からの高さが15メートルで、鉄道用はそれより9メートル高い。
 
パイオニア・ロードは混雑が激しく、現在片側2車線の道路も3車線に拡幅する。トゥアス港は第1期が2020年に完工の予定で、2027年までにはすべての港湾業務は同港に移管される。
 
高架橋の着工は2012年で、事業費は35億Sドル(約2,800億円)。道路用、鉄道用を別々に建設するより経費は少なくて済むという。橋脚は94本で、1本の橋脚は鉄道用橋脚の6倍強に当たる1万3,000トンの荷重に耐える。
 
鉄道部分はMRT(地下鉄・高架鉄道)のトゥアス・ウエスト延伸線で、2.4キロ。4~6月期に開通の予定で、トゥアス・クレッセントとトゥアス・ウエスト・ロードの2駅で営業する。
 
トゥアス・サウスのバイオ燃料会社幹部によると、パイオニア・ロードは大型車の往来が多く、左側レーン走行を必ずしも守らないため、ノロノロ運転になることが多い。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/42037/