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水素利用の普及促進で、グローバル・イニシアチブが発足、世界大手13社が協力

水素利用の普及促進で、グローバル・イニシアチブが発足、世界大手13社が協力

1月17日、仏工業ガス大手のエア・リキードやトヨタ自動車など、エネルギー、輸送、製造業の世界大手13社が、スイスで開催されている世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で、水素の利用を推進する新しいグローバル・イニシアチブ「水素協議会(Hydrogen Council)」を設立したと発表した。

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ダボスで開催された会議における同イニシアチブでは、共同のビジョンと長期目標を提唱し、様々なステークホルダーと協働しながら、水素利用の推進に向けて協力していく。
 
2015年のパリ協定で合意した「気温上昇を2℃以下に抑える」という目標の実現を目指しており、発電や家庭用エネルギー、モビリティなどで水素を中心に据えたエネルギー転換を推し進めていく。
 
また、政策立案者、経済界、水素を利用する企業、国際組織、市民団体などの様々な主要ステークホルダーと協働し、水素利用の推奨策を提示するなどの取り組みを通じて、イニシアチブの共同目標の達成を目指していく。
 
共同議長は、異なる業種・地域の2社が務めるルールで、最初の共同議長には仏工業ガス大手のエア・リキードとトヨタ自動車が就いた。
 
「水素協議会」の参加企業:
エア・リキード(仏工業ガス大手)
アルストム(仏重電大手)
エンジー(仏電力・ガス大手)
トタル(仏石油大手)
アングロ・アメリカン(米資源大手)
現代自動車(韓国自動車大手)
BMWグループ(独自動車大手)
ダイムラー(独自動車大手)
リンデ(独産業ガス大手)
ロイヤル・ダッチ・シェル(英蘭石油大手)
ホンダ技研工業
川崎重工業
トヨタ自動車

 
ソース:http://fbc.de/auto/ai15001/

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