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春節の客足まずまず、中国本土への観光客は個人へとシフト

 
2月2日付香港各紙によると、これは入境事務処が大みそかから新年4日目にあたる5日間分(1月27~31日)の来港者数を発表したもの。
 
当該期間中の本土客の来港数は全体でも延べ61万9000人と前年同期比3.6%増加しているが、中でも個人旅行が同6.6%増の36万8000人と著しい伸びを示しているという。
  
その一方で「予想したほど伸びてもいない」と指摘するのは旅行業界選出の姚思栄・立法会議員。その理由として「去年は旺角で暴動があり春節の本土客は12%減となったが、その分を取り戻せていない」と説明している。また、ホテル業界も渋い表情だ。李漢城・酒店業主連会幹事は「春節2~4日目は多くのホテルで9割程度の稼働率となったが、元日から7日目までを通した場合83~84%にとどまっている。加えて宿泊料も去年より1割下がっており、好調とは言いがたい」と話す。