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シンガポール、今年度予算は大幅黒字、エコノミスト予想

 
OCBC銀行のエコノミスト、リン氏によれば、物品・サービス税(GST)、印紙税、その他諸税は前年度以上が見込めるという。製造業が年末にかけ好調で、昨年の経済成長率は速報値を上回る見通しだ。
 
リン氏は50億Sドル(約4,000億円)の予算黒字を予想している。大華銀行(UOB)のエコノミスト、タン氏は下半期の経済持ち直しを理由に、67億Sドル(約5,300億円)の黒字を見込んでいる。
 
政府予想は34億4,000万Sドル(約2,700億円)の黒字で、正味投資リターン(NIR)の増加が主な理由だ。NIRの枠組みでは政府は、シンガポール政府投資公社(GIC)、テマセク・ホールディングスの両国営投資会社と、シンガポール金融管理庁(MAS=中央銀行)の3者が長期にわたり上げると見込める純利益の最大50%を歳入に組み込むことができる。
 
今年度の組み込み額は147億Sドル(約1兆1,700億円)と想定しており、所得税収を超え初めて税収1位の座を占めることになる。
 
今年の予算についてDBS銀行のシア氏は、経済転換、構造改革に歳出の多くが充当されると予想している。経済についてCIMBプライベートバンクのソン氏は「経済の前進力は弱いが、昨年末の数ヵ月、製造業は好転した」と述べ、ほかの部門への波及の可能性を指摘した。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/42187/