ベトナム北部にて、中国繊維企業が汚染水を排出、罰金を命じられる
ベトナム北部のハイズン省では、許容レベルを超えた有毒廃棄物を含む排水を流出したとして、香港ベースの繊維企業が罰金に処せられた。
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VietnamPlusが報じたところによると、Kim Thanh地区Lai Vu工業団地のPacific Crystal Textiles Limited 社には、罰金6億7200万ベトナム・ドン(2万9372米ドル)がNguyen Duong Thai市長により命じられたという。
また同社は、今後の排水が地方自治体の基準を満たすよう指導もされている。Pacific Crystal社は2015年12月よりハイズン省にて4億2500万米ドルの工場を操業している。
同様の事例としては昨年6月、メコン川に対する環境破壊の可能性があるというメディアの報道を受け、ベトナム天然資源環境省がハウザン省南部にある中国製紙メーカーの工場、理文造紙有限公司(Lee & Man Paper Manufacturing Limited)の査察を行った。
その他の大規模な環境災害として、ハティン省中部では110億米ドル規模の製鉄所を運営するFormosa Ha Tinh Steelが昨年4月、海岸線200kmを汚染し100トン以上の魚を大量死させ、ベトナム中部の4つの省の環境、経済、雇用に損害を与えている。
ベトナム統計総局(GSO)によると、2016年には工業団地の80%ほどで国の環境規制に対する違反が見られたという。
また同局によると、基準を超過した排水の流出により捕まった50企業の内60%が外国投資の企業であった。
ベトナム国家社会経済情報センターは環境汚染がベトナムの経済成長にとって重大な妨げになっていると最近発表しており、これから2020年にかけて、国の年間国内総生産の約0.6%が公害や自然災害により損害を受けると警告している。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2737.html
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