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拡大するイスラム教圏訪日客に対応、ホテル予約サイトでハラル対応状況公開

訪日外国人旅行客は、2016年に2400万人を突破した。急増する訪日外国人旅行客の大半はアジアからで、インドネシアやマレーシアなどイスラム教圏からの訪問も増えている。こうした中、日本の観光業界では、ムスリム対応が急務となっている。
 
同社の予約サイトでは宿泊施設のハラル対応状況をピクトグラムで表示し、「情報開示」を行うことで、各自の判断でホテルを選べるようになっている。なお、使用するピクトグラムは、日本最大のハラルグルメ情報サイト「ハラルグルメジャパン」の協力を得て、すでにムスリムの間で認知度の高いものを利用しているという。
 
イスラム教では特に飲食の面で、ハラル(合法)とハラム(非合法)により区分されているものが多く、イスラム市場を取り込むためには、消費者へハラルに対応しているという情報提供が大事になってくる。
 
ソース:https://lifenesia.com/nikkei/192-n2-25/