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金融会社規制を緩和、無担保融資や外資による買収を許容

 
中小企業金融を中核事業として継続するとの前提で、外資による金融会社の買収・合併を容認する。中小企業は18万8,000社を数え、労働者の3分の2を雇用する経済の背骨。
 
金融会社として営業しているのはホンリョン・ファイナンス、シング・インベストメンツ・アンド・ファイナンス、シンガプラ・ファイナンスの3社。シング・インベストメンツのリー最高経営責任者は「制約があるためビジネスモデルは古いままで、祖父の代から変わっていない。規制緩和を歓迎する」と表明した。
 
金融会社の無担保融資上限を資本金の10%から25%に引き上げる。この結果、3社合計で5億5,000万Sドル(約440億円)の無担保融資が可能になる。単一の借り手に対する無担保融資の上限を5,000Sドル(約40万円)から、資本金の0.5%に引き上げる。
 
金融会社は顧客に対し当座口座、小切手サービスも提供できるようになる。銀行間資金移動のジャイロ、ネッツ(NETS)など電子的決済機構への参加も認められる。
 
規制緩和と並行して、MASは金融会社に統治、リスク管理面の強化を求める。不動産部門への過剰融資を制限する。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/42249/