世界初!指紋認証決済サービスを日本企業がインドネシア展開
世界初、指紋認証決済サービスが日本企業によってインドネシアで展開される。ITベンチャー系の株式会社リキッドが、インドネシア現地で最大規模の複合企業集団であるサリム・グループと協業し、運用拡大を図る。現地で強力なパートナーと提携することにより、海外進出を加速させる。
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リキッドの指紋認証技術を使った決済サービスは、利用者が読み取り機で指紋を登録して、あらかじめ入金する。支払時は指紋で本人確認を行って購入額を残高から差し引く。センサーに指を置くと3秒以内に本人確認が終わる。他人と間違える確率は1兆分の1に抑えられているという。
指紋認証技術を使った決済サービスの導入は世界初の試みとなり、現金などを持ち歩かずに手ぶらで買い物が出来るようになる。
今回協業するサリム・グループはインドネシア最大規模の複業企業であり、食品、自動車の製造販売、コンビニなど多くの事業を展開し、インドネシア経済への影響力が大きい。強力な現地企業と協業することで、確かな技術を早期普及させる狙いだ。
インドネシアは現在、人口数が約2億4000万人で、世界4位。2030年には3億人を突破することも予測されている。近年の経済発展に伴い、中間層や富裕層も拡大しており、今後さらなる消費市場としての拡大も予測されている。
その一方で、決済インフラは成長途中であり、リキッドは早期普及によりインドネシア国内で確かなブランドを築きたい。
リキッドは神奈川県湯河原町や福岡市など、国内でも指紋認証決済サービスを展開しているが、未だ小規模となっている。インドネシアで評価を高め、日本でも普及を加速させる。
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