2017年3月14日

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カンボジア・繊維労働者による「国際婦人の日」のイベント開催の申請が却下される

カンボジア・繊維労働者による「国際婦人の日」のイベント開催の申請が却下される

カンボジアのフン・セン首相は、「国際婦人の日」に際して祝辞を述べる予定だが、プノンペン市役所では、大半が女性である工場労働者達が申請した、ワットプノンでの国際女性デーの祝典開催の申請が却下されている。

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政治的緊張が続く中政治集会はほぼ全体的に禁止されているが、カンボジア労働組合総連合のAth Thorn会長が火曜に表明したところによると、連合の提出した女性の日の一般イベントの申請も当局により却下されたという。
 
「当局と問題は起こしたくないので、祝典向けに場所を貸し出すことにしました。」と彼は述べた。
国際婦人の日はニューヨークの繊維労働者達のストラキを記念して1909年に「国際働く婦人の日」として始まったが、成長を続けるカンボジア経済の土台である繊維工場女性労働者達はこの日に内々のイベントを行うに留まり、公式の祝典はフン・セン首相の手に委ねられることとなった。
 
国際婦人の日の今年のテーマは「Be Bold For Change(大胆に改革しよう)」である。
火曜日、著名な土地権活動家達が市役所の禁止を無視して式典を早期に開始し、立ち退き問題の発生しているブオンコク地域近隣の公共地所で集会を行った。
朝に行われた式典には約80名が参加し、政府の土地利用や人権活動に焦点が当てられた。公共の場所での正式なイベント申請は却下されていたにもかかわらず、当局が関与することはなかった。
 
主要幹線道路から外れた静かな土地で火曜日に行われたこのイベントは、抗議活動によりいずれも逮捕歴のあるSong SreyleapとPov Sopheaをリーダーとするこのグループが通常開催するものとは異なり、ごく平和的に行われた。暴力的と悪名高いドーンペン地区の警備員たちはなりを潜め、支持者達はカンボジアで最も著名な土地権運動家であるTep Vannyが描かれた垂れ幕を背景とした舞台でスピーチを聞いたり合唱に参加したりした。
 
Vanny女史は、2013年に暴徒化した抗議運動への関わりにより、先月30ヶ月の懲役の判決を下されている。
Sophea女史(38)は、その大半が女性である、土地権運動家に対する暴力的な迫害や投獄を止めるべく、政府にメッセージを送りたいと語った。
運動家に対する暴力や逮捕が原因となり、18歳と21歳になる彼女の娘達は彼女の後を追うことをやめたという。
 
「私が投獄されていた時には娘達が反対運動を行ってくれましたが、今はもう怖いと言っています。彼女達はもう私の様になりたくないのです。」と彼女は述べた。
Sreyleap女史(31)によると、女性が関連勢力からサポートを受けることは殆どないという。
 
「女性省は何もしてくれません。」と彼女は述べた。
Sreyleap女史は、女性達に向かって強くある様訴えかけた。「女性の権利のための戦いは一朝一夕のものではありません。死ぬまで続くのです。」と彼女は述べた。
ブオンコク地域住民であるPhoung Sopheap女史(43)も反対運動による投獄経験があるが、女性の環境を改善する政府への現実的なアドバイスとして、女性の登用を訴えた。
 
「女性の声をもっと政府に反映させて欲しいです。」と彼女は述べ、それが質の高い教育を受ける機会の向上にも必須のものであると加えた。
地方自治体の代表Met Measpheakdey氏は、「特に何も起こらなかった」として、イベントを中断する必要性はなかったと述べた。
しかしながら、反抗的な態度を理由に女性達は罰せられるかもしれないとMeaspheakdey氏は言う。

「上層部の判断を待っています。上からの命令がもし下れば、措置をとります。」と彼は述べた。
 
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