海外ビジネスニュースを毎日配信!− DIGIMA NEWS

菌に汚染されたブラジル産食肉の輸出、シンガポールは安全

 
ブラジルは世界最大の牛肉、鶏肉の輸出国。この事件では大手JBSを含む複数の加工業者が贈賄容疑で摘発された。3社は業務停止を命じられ、農業省の検査官33人が取り調べを受けている。事件を受け中国、欧州連合(EU)、韓国、チリがブラジル産食肉の輸入停止に踏み切った。
 
フラビオ・ダミコ駐シンガポール・ブラジル大使によると、とさつ場、食肉加工業4,837ヵ所のうち21工場に疑惑がかけられているが、シンガポールに輸出している業者は含まれていないという。
 
AVAによると、海外からの食肉輸入はAVAが認定した業者からしか許可されない。認証は2段階で、輸出国における家畜の健康維持と食品の安全性確保、および輸入時点での細菌による腐敗検査。抗生物質など薬品残留がないかも調べる。
 
日本、サウジアラビア、ロシア、オランダなど150ヵ国がブラジルから食肉を輸入している。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/42609/