2017年3月29日

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ドイツ・自動車部品大手マーレ、スペインの同族企業ナガレスを買収

ドイツ・自動車部品大手マーレ、スペインの同族企業ナガレスを買収

独自動車部品大手のマーレは15日、自動車向けの電子部品を生産するスペインの同族企業ナガレス(Nagares)の買収について合意したと発表した。

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同社の資本の100%を買収する。買収金額は公表しないことで合意している。同取引の成立にはカルテル当局の認可が必要になる。マーレはナガレスを2016年に新設したメカトロニクス部門に統合し、エレクトロモビリティ向け事業を強化する。
 
ナガレスは、電気系周辺部品や温度管理システム向けの制御ユニットやパワーエレクトロニクス、エレクトロモビリティ向けの電力変換装置などを生産している。
1971年の創業で、スペイン中東部のモティリャ・デル・パランカルに本社を置く。
従業員数は435人、2015年の売上高は約7,000万ユーロだった。スペインに4工場と開発センターを持つほか、欧州、北米、アジアに営業拠点がある。
また、スペインのバレンシア・ポリテクニク大学と協力関係にあり、メカトロニクスとパワーエレクトロニクスの分野の講座を提供している。
 
マーレは2016年に電気駆動関連の事業を集約してメカトロニクス部門を設立した。
同部門では、電気モーター、電気駆動システム、メカトロニクスシステムなどを乗用車、商用車、オフロード車向けに生産している。
 
ソース:http://fbc.de/auto/ai15171/
 
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