2017年4月11日

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日−仏間輸送が最短1日、ヤマトが仏クロノポスト社と小口保冷輸送拡大

日−仏間輸送が最短1日、ヤマトが仏クロノポスト社と小口保冷輸送拡大

今後、欧州との物流ビジネスの成長に期待ができそうだ。ヤマトホールディングスは、フランス国内最大手のエクスプレス事業者のクロノポスト社と日−仏間の小口保冷輸送ビジネスの拡大をすることで協業することを発表した。フランス・パリまで最短1日で輸送できるようになるという。輸出拡大にあたり、欧州で輸出販売増が期待される日本製品とは。

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ヤマトとクロノポスト社は、両社が持つ小口保冷輸送ネットワークとノウハウを連携させ、日仏間の高品質なクロスボーダー小口保冷輸送ネットワークを構築する。そして、日−仏間から日−欧米間の生産者と消費者の利便性の向上を図る。フランスを拠点に欧州へ進出する日本企業の拡大が見込まれる。
 
また、日本と欧州連合(EU)の間では経済連携協定(EPA)が合意に近づいており、実現すれば一部輸出品への関税が撤廃されることも日本企業の欧州進出を後押しする。
 
その中で、今後フランスや欧州への輸出拡大が期待されるのは「日本製食品」や「日本酒」だ。インバウンド市場の急拡大に伴い、日本料理や日本酒の認知・人気は欧州でも高まっている。現地でも多くのレストランが開業している。一方で、現地でもより本物に近い「日本食」を求める声が上がっている。
 
今回のプロジェクトの実現により、日本から鮮度の良い食品を送ることが可能となれば、現地での販売増は期待できる。

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