2017年4月12日

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香港MTR「観塘線」ラッシュ時にケーブル事故、酸欠で8人倒れる

香港MTR「観塘線」ラッシュ時にケーブル事故、酸欠で8人倒れる

帰宅ラッシュ時のMTR観塘線の電気系統で故障が発生、同線は運行を停止したため各駅で乗客があふれ、10万人の足に影響が出た。

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4月11日付香港各紙によると、事故が発生したのは10日の夕方6時過ぎ。九龍湾駅と彩虹駅間のケーブルが断線し、同線を走行中だった計8本の編成が緊急停車したという。
 
停車と同時に空調や照明も止まった車両の中で、およそ2000人の乗客が1時間近く閉じ込められた。
そのうち1000人は車両を降り、暗いトンネルの中を歩いて自力で脱出したが、車内に残った乗客の中には呼吸困難になる人が続出、酸欠で8人が病院に運ばれている。
 
また混乱は駅の外にも広がり、油塘、鑚石山など同線の各駅は地下鉄に乗れない乗客であふれ、歩行も困難な状態に。
大半の人がバスなどほかの交通機関に乗り換えたが、駅前はバスやタクシーを待つ人で長い列ができ、特に観塘や九龍湾駅周辺では1000人を超えたとみられる。
 
8時半すぎには事故の処理も終了し、通常運転に戻っている。

Photo by Rory MacLeod on Flickr
 
>>あわせて読みたい 『香港のトラム(路面電車)横転事故、いまだ原因わからず』

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