2017年4月17日

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米アップルが自動運転車の路上テスト走行の認可を取得

米アップルが自動運転車の路上テスト走行の認可を取得

米アップルが、14日、アメリカ・カリフォルニア州にて自動運転試験を行う認可を受けたことが分かった。

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カリフォルニア州の運輸当局は、アップルに対して、州内の公道で自動運転の車の試験を行う許可を与えたと発表した。
自動運転に使用するテストカーは、日本のレクサス2015年型SUV3台をベース車両とし、さらに各種センサーやコンピューターなどを搭載。緊急時の運転を担うオペレーター数名も同乗するとのこと。
 
数年前より、アップルの自動車研究プロジェクトである「Project Titan」について報じられていたが、その内容としては、車両を含む自動運転車一式を、すべてアップルにて自社開発するという話も聞こえていたが、このプロジェクトに関する発表はされていなかった。
 
自動運転車のプロジェクトを進めるに当たっては、膨大なデータが必要とされており、従来のアップのお家芸とも言える秘密主義では限界がある。
 
現在、アップルを含めて、カリフォルニア州が自動運転の公道テストを認めた企業は、ライバルであるグーグルなど30社を数える。
 
今回の“真打ち”の登場によって、今後、自動運転車のテクノロジーの進化が、さらに加速することは容易に想像できる。
先を行く米テスラやグーグル勢に対して、アップルがどのような形でキャッチアップしていくのかに注目したい。
 
>>あわせて読みたい 『ドイツ自動車大手「ダイムラー」と「ボッシュ」、【自動運転技術】の開発で協力』
 

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