2017年4月21日

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ドローン利用の配送サービス、NUSキャンパスで試験実施

ドローン利用の配送サービス、NUSキャンパスで試験実施

シンガポール国立大学(NUS)のキャンパスで、ドローンを利用した小荷物の配送サービスが来年初頭から試験実施される。成功すれば、港に停泊している船に荷物を配送する試験も行う。

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サービスの名称は「スカイウエーズ」で、エアバス子会社のエアバス・ヘリコプターズとシンガポール・ポスト(シングポスト)が4月18日に協力覚書を交わした。エアバス・ヘリコプターズのデュモン最高技術責任者は「物流産業に革命をもたらす、自律的荷物配送システムを開発する」と語った。
 
荷物は高層ビルの屋上に整備された集積・配送地点から別の地点にドローンにより、定められたルートを通って運ばれる。シングポストは、集積地点への荷物移送、届け先への輸送など物流分野の知識を提供し、ソフトウエア開発に貢献する。輸送された荷物はロッカーに入れられ、荷物到着の知らせを携帯端末に受けた受取人が荷物を受け出す。
 
輸送には8翼のドローンを使用する。荷積みや荷降ろし、航行、バッテリーの充電など、デュモンは全工程を自動化する方針だ。運べる荷物の重さは2~4キロ。無人の飛行体による貨物輸送を管理する法令はないため、政府は関連規則を策定する。 
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/42907/

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