「ティラワ・ロジスティクス・センター」が所在するティラワ経済特区は、ヤンゴン市街地から南東へ約20kmに位置する、日本とミャンマーの官民が共同開発をした工業団地。日本をはじめタイやシンガポールなど16カ国、約80社（2017年3月末時点）が進出を決定している。進出企業の主な業種は、建材・食品飲料・アパレル・自動車関連となっている。
　
隣接するティラワ港では貨物ターミナルを増設する計画があるほか、ティラワ経済特区のあるヤンゴン近郊とタイ国境を結ぶ道路の拡張も計画されている。同経済特区自体も、今後拡張の計画があり、生産・物流の一大拠点となる可能性を有しているとのこと。
　
今回の日通によるティラワ・ロジスティクスセンターの営業開始によって、今後の更なる発展が期待されるミャンマーでのロジスティクス（≒物流）機能が強化されるとともに、東南アジア諸国との物流ネットワークがより拡充されていくことは容易に想像できるはずだ。
　
Photo by Waldemar Merger on Flickr

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