香港・高齢者向け債券「シルバーボンド」第2弾が発売
特区政府は6月1日、高齢者向け債券「銀色債券(シルバーボンド)」の第2弾を6月6日に発売すると発表した。
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2日付香港各紙によると、シルバーボンドの対象は1952年12月31日までに生まれた65歳以上の香港IDを持つ市民に限られる。1口1万ドルで発行総額は30億元。銀行20行で6月14日まで購入申請を受け付けており、23日に発行される。
償還期限は3年で、金利は過去6カ月の物価上昇率に準じ、最低でも2%。半年ごとに金利が支払われる。
特区政府の予測では今年の物価上昇率は1.8%。高齢者に長期的で安定的な投資ルートを提供するのが主な目的であるため、取引市場は設けておらず、香港取引所(HKEX)にも上場しない。
他人への譲渡も制限されているが、政府に対し繰り上げ償還を要求できる。
2016年の統計では65歳以上の市民は約119万人。昨年発行された第1弾では約7万6000人が購入を申請した。
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