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ドイツ【BMW】、「BMWカーデータ」を開始

 
顧客が車両データの提供に同意すると、BMWのサーバーを経由して走行距離や燃費などのデータを保険会社や修理工場などに提供する仕組みで、顧客はそれぞれの車の利用状況に応じた保守サービスや料金体系の適用などを受けられるようになる。
 
BMWはデータ保護を重視しており、ハッカーなどによる車載システムへの攻撃を防止するため、車両データをBMWサーバーに移管してから各事業者へ送るシステムを採用した。また、顧客はオンライン上で簡単に各サービス事業者へのデータ提供についての同意・不同意を変更できるほか、BMWの「コネクテッドドライブ」ポータルから提供したデータに関するレポートや履歴を請求できるようにした。
 
顧客は「BMWカーデータ」を介して、インフォテイメントやスマートホームなど様々なサービスを利用できるようになる。BMWは今後、ドイツ以外の市場にも当該サービスを段階的に拡大していく方針を示している。
 
BMWのドライバーが当該サービスを利用するためには、車両にSIMカードが組み込まれていることが条件になる。BMWによると、世界全体で約850万台のBMW車がSIMカードをすでに搭載している。
 
独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、「BMWカーデータ」から車両データを取得する事業者は、1回あたり29セントを支払う仕組みとなっている。ただ、BMWはまずは収益よりも、戦略的に当該サービスに取り組むことに重点を置いており、事業者が車両1台に支払う料金が1カ月あたり5ユーロを超えることはないという。
 
ソース:http://fbc.de/auto/ai15344/
 
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