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ブラジルの「6月祭り」名物、世界最大の”足型のお菓子”とは

 
ブラジル全土で毎年6月に開催されるフェスタ・ジュニーナ(6月祭り、サンジョアン祭ともいう)では祭りの期間中、ダンスやコンサート、各地の民俗芸能などの出しものや、民芸品が並ぶ青空市でも盛り上がるが、さまざまな巨大な食べ物が作られて、来場者にふるまわれるイベントも、毎年恒例の行事となっている。
 
この”巨大食べものフェス”は地域によって作られるものが異なるが、国内最大規模の6月祭り(フェスタ・ジュニーナ)が行われることで知られるペルナンブッコ州カルアルー市では、ひと月を通して、巨大なクスクス、巨大なポレンタ(とうもろこし粉のフライ)、巨大なタピオカ、巨大なボーロ・ジ・ホーロ(ペルナンブッコ州名物のご当地ロールケーキ)などがつくられ、観光客を楽しませる。
 
しかし、地域を超えて、この時期に巨大なお菓子がつくられ、”世界一”が競い合われて話題となるのが、ハパドゥーラ(黒砂糖の塊)にナッツ(主にピーナッツ)を混ぜ込んで作られるブラジルの国民的なお菓子「ペ・ジ・モレッキ(いたずらっ子の足)」だ。
 
「ペ・ジ・モレッキ(いたずらっ子の足)」を巨大化したお菓子のイベントは毎年ニュースでも取り上げられることもあり、この季節の風物詩にもなっている。今年もイベントが開催され祭りを盛り上げていると、地元メディア「オ・グローボ」、「G1」、「UOL」などが伝えている。
 
一足早く、「世界最大のペ・ジ・モレッキ(いたずらっ子の足)祭」を開催したのは、ミナスジェライス州ピランギーニョ市。イベントは6月10日(土)に開催された。同市では12年目のイベントとなる。
 
今年(2017年)披露されたお菓子は22メートル22㎝で、昨年(2016年)の21メートルを1メートル以上上回り、主催者はこれが”世界最大の「ペ・ジ・モレッキ(いたずらっ子の足)」”とアナウンスしたという。
 
「ペ・ジ・モレッキ(いたずらっ子の足)」はミナスジェライス州の州法で、同州の無形遺産として認定されており、”ペ・ジ・モレッキ(いたずらっ子の足)の郷”と呼ばれるほど名産地として知られるピランギーニョ市では、国道459号線沿いにいろとりどりのテントの屋台が並び、各店が、家族に代々伝わる秘密のレシピで作った自慢のペ・ジ・モレッキ(いたずらっ子の足)を売っている。
 
今年の「世界最大のペ・ジ・モレッキ(いたずらっ子の足)」は20の生産者によってつくられ、10日(土)、推定1万人の観光客の前でカットされ、ふるまわれたという。
 
一方、ペルナンブッコ州カルアルー市では、世界最大のペ・ジ・モレッキ(いたずらっ子の足)を披露するイベントは今年で20回目を迎えた。
 
カルアルー市ヘンデイラス地区の聖母アパレシーダ広場で6月16日(金)、今年もこの地域のフェスタ・ジュニーナ(6月祭り)名物の巨大「ペ・ジ・モレッキ(いたずらっ子の足)」がつくられた。
 
振舞われたこの巨大なお菓子は、香辛料のクローブ(cravo)20kg、シナモン(canela)20kg、ハーブのアニス(Erva-Doce)20kg、たまご3500個、削ったココナッツ70kg、ナッツ80kg、グアヴァを使ったペースト状のジャム風のお菓子(doce de goiaba)60kg、マーガリン350kg、重曹5kg、チョコレート40kg、砂糖30kg、ケーキミックス800kgを使い、6人がかりで6日間かけてつくられたという。
 
お菓子のサイズは報道されていないが、2016年は長さ19メートルだったという。
 
また、カルアルー市のフェスタ・ジュニーナ(6月祭り)は、「ペ・ジ・モレッキ(いたずらっ子の足)」だけでなく、市内の各地域でさまざまな巨大な食べものがつくられる。
 
5月27日(土)には「第17回世界最大のゆでとうもろこし、バター添え祭り」が同市のペトロポリス地区にあるジェラウド・ボルバ広間でふるまわれた。こちらは、とうもろこし自体が巨大なのではなく鍋が巨大、というケース。とうもろこしは約1500本、バターは25リットル使われたという。
 
そのほか、6月3日(土)にはサンジョアン・ダ・エスコシア地区で、世界最大かつ最高のホットチョコレート、4日(日)には同地区で、世界最大のカウジーニョ(スープ)、10日(土)にはアガメノン・マガリャンイス大通りで、世界最大のケンタォン(カシャッサで作るホットドリンク)、14日(水)にはインヂアナポリス地区で、巨大トウモロコシケーキなどがふるまわれた。
  
(文/麻生雅人、写真/Divulgação)
写真はペルナンブッコ州カルアルー市のフェスタ・ジュニーナ(6月祭り)で披露された巨大「ペ・ジ・モレッキ(いたずらっ子の足)」
 
ソース:http://megabrasil.jp/20170618_36389/
  
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