2017年7月25日

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香港・高速鉄道の「一地両検」、すでに本土と合意

香港・高速鉄道の「一地両検」、すでに本土と合意

広州―香港間高速鉄道の出入境審査を1カ所で行う「一地両検」について、特区政府と中国本土側が合意に達したもようだ。

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7月21日付香港各紙によると、「一地両検」の具体案は25日に行政会議で審議され、早ければ同日発表される。
  
西九龍駅は地下1階が発券所とコンコース、地下2階に香港側の税関・出入境管理所が設置され、この2層は香港側の司法管轄となる。
地下3階は本土側の税関・出入境管理所、地下4階はプラットホームで、この2層と線路、高速鉄道の車内は本土側の管轄となり、全面的に本土の法律を施行する。
  
特区政府は賃貸形式で同エリアを本土の管轄とするため、西九龍駅の所有権は完全に香港側に属する。
本土側の職員は出入境、税関、検疫だけを処理するが、指名手配犯の出現など他の権力が必要な場合は同職員が拘留して関連部門に引き渡して処理する。
  
西九龍駅内の本土側職員は税関・出入境管理所のエリアを離れず退勤後は本土に戻るため、駅を離れて香港で本土の法律を執行することはあり得ないという。
 
香港ニュース一覧▶https://www.digima-news.com/category/country/east_asia/hong-kong
 

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