2017年8月17日

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「勤務している会社に満足」は73%と平均以下、上位はタイとベトナム

「勤務している会社に満足」は73%と平均以下、上位はタイとベトナム

人材仲介のマーサーは、社員の企業に対する信頼度について、国別の調査結果を発表した。自分が働く会社に満足している、との回答はシンガポールが73%と世界平均の82%を下回った。最高はタイの85%で、次いでベトナムが83%。下位は日本(72%)、韓国(73%)。シンガポール人は過去3年間、世界の趨勢とは逆に、自社に対する信頼度が下降傾向にある。

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調査に対し、シンガポールでは外資系を含む多様な業種の企業の4万2,000人が回答した。自分の会社を、「就労するのに望ましい組織体として推奨する」との回答は、アジア太平洋地域の平均が76%で、シンガポールは68%。シンガポール人社員の自社信頼度低下についてマーサーは、技術革新やキャリアアップの機会に関する懸念が自社への誇り、満足度に影響しているとの分析を示した。
 
シンガポールだけの統計では、学習し成長する機会を得ていない、と感じている社員が増えており、3人に1人は「現在の会社ではキャリア上の目標達成は困難」と感じている。一方、「自社の製品やサービスに誇りを感じている」との回答は85%あった。「自分に関わる物事の意思決定に十分関わっている」と感じている社員は70%だった。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/44150/

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