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統治が良好な上場企業を優遇、SGXが新方針

統治が良好な上場企業を優遇、SGXが新方針

シンガポール取引所(SGX)監督部門のSGXレギュレーションは、上場企業に統治面の改善を促すため、統治が良好とみなされる企業を優遇することを検討している。

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タン・ブーンジン最高経営責任者は「企業活動はスピードが命だが、活動を行うにはSGXの承認が必要だ。統治が良好でない企業の申請には審査も厳しくなるが、統治が良好な企業には承認手続きを短期間で済ますことで報いたいと考えている」と語った。
 
上場企業が起債など企業活動を申請すると、審査に4~6週間かかるのが一般的。しかし1~2週間で認可が下りることもあれば、複雑な内容の活動の場合、数カ月かかることもある。
 
法律事務所エバーシェッド・ハリー・エリアスのクラウディア・テオ氏によると、認可手続きに時間がかかりすぎると、機会喪失などで相手企業が関心を失い、取引が不成立に終わる可能性が高まる。反対に認可を短期間で得ることができれば、取引成立の可能性が高まるという。
 
リー・アンド・リーのチャン氏もSGXの考えに賛成の立場だが、国営投資会社のテマセク・ホールディングスが出資する上場企業が優遇の対象になるような事であってはならないと語った。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/44463/

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