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日系企業がダバオ州に2つのチョコレート工場を建設予定

 
チョコレート工場は、国の特別な経済特区の一部であるこの地域の経済生産を押し上げるために、パナボ市とタグム市に建設されると見られている。 氏は、「日本の企業の経営者との会話から、彼らは、コストが低く、チョコレートの原料をここで加工し、そして日本に輸送できるということで、この地域に工場を建てることを決めたようだ」と話し、そして、「工場で作られるチョコレートは、主にヨーロッパやアメリカ向けの輸出用の質の高いものになる」と付け加えた。
 
工場にカカオ豆を供給するカカオ農家は、現在、CIDAMIの下にある10の農家共同組合の予定だ。これらの共同組合のほとんどは、ダバオ市のパクイバト地域とカリナンにある。 「このことは就業機会が増え、我々のカカオ豆の需要の増大にもなる」と氏は述べた。
 
ダバオ地域は26000ヘクタールの最大のカカオ用の土地があり、うち16000ヘクタールにてフル生産しており、残りの土地はまだ開発途中である。 トゥルトル氏は、「国のカカオ豆の生産量を年5万トンから2022年までに10万トンまで増やすよう、CIDAMIと農務省(Department of Agriculture(DA))は綿密に協力し合っている。来年から、年間生産量が10万トンに達するまで、40%づつ拡げていく予定だ」と述べた。
 
このカカオ生産の拡大は、国中にある、カカオが丈夫に育つ土地に、さらに5000万粒のカカオ豆を植える必要があるということでもある。 氏は、「現在のところ、CIDAMIとDAは、カカオ豆の生産をサマールに拡げる可能性を考えており、そして最近視察したレイテにはカカオを育てるのに適した土地が一部ある」と述べた。
 
ソース:https://davawatch.com/articles/2017/10/13/6332.html