カンボジアの民間セクターに全産業最低賃金への懸念が広がる
カンボジア企業連盟のSok Lor会長によると、カンボジアの民間セクター企業は全産業最低賃金法案により先行きに懸念を感じているという。
この記事の続きを読む
Lor会長は最近、国民社会保障制度と縫製労働者を対象としたさらに高額な最低賃金を含む新労働法により、企業は困難に直面しているとの意見を表明したばかり。
政府は縫製産業のみを対象としない新たな最低賃金法の制定を計画しており、労働省も同様の法案を2017年末までに閣僚会議に提出する予定であるという。
カンボジア国内の新聞報道によると、労働者の賃金を上げるべきでないということは政治的に正しくない上、新たな法律は大衆主義的な政府の政策によるものであるが、賃金は生産性に連動すべきであるとLor会長は述べたという。
民間セクターはどのような状況になっても結局政府の決定に抗うことはできない、とも彼は加えた。
労働者の権利擁護団体CentralのMoeun Tola会長は、全産業最低賃金が採用されるのであれば、経営者側の生産性や利益といった観点よりも、生活費の上昇を反映したものとなるべきだろうと述べた。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3152.html

最新ニュース
-
- 香港
- 香港:習近平・国家主席が高速鉄道で来港 2022年7月1日
-
- インドネシア
- インドネシア:犠牲祭、10日に 宗教省 2022年7月1日
-
- 香港
- 香港:習主席の来港期間は湾仔北を封鎖 2022年6月30日
-
- フィリピン
- フィリピン:およそ26,000人の地方バス労働者 燃料価格高騰により失業 2022年6月30日
-
- インドネシア
- インドネシア:G20出席を改めて要請 ジョコウィ氏 ゼレンスキー大統領と会談 2022年6月30日
この記事の提供会社

-
- フィリピン
- フィリピン:ブラザー工業が バタンガスに工場増設
-
- フィリピン
- フィリピン:ミニストップ フィリピンからも撤退
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由