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国際市場におけるカンボジアの縫製・製靴産業は「生産性向上」が必須

 
ASEAN+3 Macroeconomic Research Office (AMRO)が12月11日に発表した報告書では、賃金引き上げが実施される前に、カンボジアの工場経営者は効率性を上げ、公的セクターも流通インフラの改善や電力コストの引き下げに努める必要があるとしている。
 
「カンボジアの賃金引き上げは基礎となる生産性の向上に伴う形でなされるべきだ。カンボジアは貿易手続きの円滑化、流通改善や電力コスト引き下げなどの形の競争力向上のための努力を継続しなければならない」と報告書は述べている。

縫製セクターを対象とした新たな最低賃金は来年1月に施行され、縫製労働者の賃金は153米ドルから170米ドルへと引き上げられる。この新たな法令によりカンボジアの最低賃金はバングラデシュやミャンマーといった他の大規模な縫製産業を擁する国よりも高くなる。
  
カンボジア縫製業協会のKaing Monika副会長は、報告書の正確さを賞賛するとともに、同協会は縫製セクターの生産性向上のための取り組みを長期にわたって続けてきたと述べた。

「この報告書は正確で現実を反映している。適切に対応しなければ、縫製・製靴産業の賃金引き上げのリスクは明らかだ。生産性の改善と生産の効率化は競争力維持のために欠かせない」と彼は述べた。
  
彼はまた、アジア地域のバリューチェーンにおけるカンボジアの役割を引き上げるには、縫製産業における業務多様化も必要だと述べた。国内の企業に対し、原材料供給、衣料品デザインの面での可能性を追求するよう求めた。
 
現在、カンボジア国内の520の縫製工場、52の製靴工場がカンボジア縫製業協会に加盟している。
 
関税税務総局の統計によると、2016年の縫製製品、履物類の輸出は前年比7.2%増の73億米ドルであった。縫製・履物類はカンボジアの総輸出額の78%を占める。
 
AMROは2017年、2018年もカンボジア経済は順調に成長すると予測している。2017年のインフレ率は原油価格の上昇により、前年の3%から3.3%へと上昇するとしている。
 
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3176.html