2017年12月19日

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ウーバーに対するハッカー攻撃、38万人の個人情報が流出

ウーバーに対するハッカー攻撃、38万人の個人情報が流出

配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズが昨年10月、ハッカー攻撃を受け顧客とドライバー合わせて5,700万人の個人情報が流出した事件で、同社は15日、シンガポールでは38万人の個人情報が流出したと明らかにした。

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ウーバーが雇用した外部専門家によれば、ハッキングで盗まれた情報は氏名、電子メールアドレス、携帯電話番号で、乗車データ、クレジットカード番号、銀行口座番号は流出していないという。
 
ウーバーは情報流出を隠し、ハッカーに対し、データを消去し、情報流出を公表しないことを条件に10万ドル(約1,124万円)を支払った。ハッカーの正体は明らかにしていない。
 
シンガポール個人情報保護委員会(PDPC)は「多数のシンガポールのユーザーが影響を受けた。深刻な事態であり、ウーバーが個人データ保護法に違反していないかを調査している」と発表した。
 
ウーバーは15日、ヘルプページに掲載した声明で、流出情報の悪用は見られないとした。シンガポールでウーバー利用者のジェンナ・リムさんが、サービスを利用していないのに、5日間の乗車代として計1,300Sドル(約10万円)を請求されたと主張しているが、ウーバーは、この件とハッキングとの間につながりはないとした。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/45311/

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