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シンガポールのタクシー事業が収益減、配車サービスとの競争激化で

 
売上高は2.2%減の39億7,000万Sドル(約3,239億円)。経費は微増の35億6,000万Sドル(約2,904億円)。ダウンタウン3号線のための職員増で賃金支出が3%増加した(以下全てSドル)。
 
営業利益が増加したのはバス・鉄道部門のみ。タクシー部門は19%減の1億3,510万ドル(約110億2,190万円)。タクシー運転手への燃料販売など自動車工学部門は33%減の3,390万ドル(約27億6,566万円)、検査部門は6%減の3,260万ドル(約26億5,961万円)だった。利払い・税・償却前の利益率は20.6%で0.5ポイント縮小した。
 
設備投資は27%減の2億8,360万ドル(約231億3,690万円)。タクシー用車両購入台数が少なかったためだ。ヤン・バンセン最高経営責任者は「配車サービスとの競争でタクシービジネスはどこも苦しく、シンガポールも例外ではない」と語った。
 
タクシー用車両保有台数は1万3,200台と3年前より20%減少しており、5%は貸し出されていない。このため今年度は車両購入を控える。
 
海外(英国、豪州、中国)業務が売上高の37.5%を稼ぎ、利益では40.4%を占めた。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/45879/