2018年2月28日

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JICA(日本国際協力機構)がアフリカ開発基金に約710億円を提供

JICA(日本国際協力機構)がアフリカ開発基金に約710億円を提供

日本国際協力機構(以下、JICA)は、コートジボワールのアビジャンにて、アフリカ開発基金との間で、「アフリカ開発基金第14次増資のための借款」を対象とした736億100万円を限度とする円借款貸付契約に調印した。

 

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このお金は、アフリカの後発開発途上国や貧困国を主な対象とするアフリカ開発基金を通じ、公的開発援助(ODA)の一部として貸し出しを行う予定だ。

 

アフリカ開発銀行グループは、2022年までの重点5分野として、「電力へのアクセスの向上」、「食糧増産」、「工業化」、「地域統合」、「アフリカの人々の生活の質の向上」を掲げており、今回開発基金に配分される資金は、これらの分野を中心とした活動に活用される予定だ。

 
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
  
アフリカ開発銀行は今年1月、2018年アフリカ経済の展望について、2016年には経済成長速度が落ち込んだものの、2017年には回復し、実質成長率が3.6%と推計されていると発表した。またに石油や金属価格の回復、一部輸入により支えられた持続的な内需、農業生産高の改善を理由に、2018年、2019年はそれぞれ4.1%の成長予測を発表している。

 

同行のアデシナ総裁は、雇用の創出や貧困削減に向けて、アフリカの工業化を強く訴え、インフラ整備は経済成長の基盤となる最も収益性の高い投資であると述べている。

 

 

(参照)http://bestblacknews.com/afdb-signs-sh71-billion-financing-deal-with-jica/

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