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2020年をピークに人口減のシンガポール 市場縮小の懸念も

2020年をピークに人口減のシンガポール 市場縮小の懸念も

ジョセフィーヌ・テオ首相府相は3月1日、人口増加率の鈍化にどう対処するかの戦略発表で、人口(外国人労働者を含む)は2020年には600万人以下になるとの予測を示した。政府は13年に公表した人口白書で30年の人口予測を690万人としたが、これを大幅に下回ることは確実だ。690万という数字は発表時、異常に高いとの批判にさらされた。昨年6月時点の人口は約561万人で、うち国民と永住者の合計は397万人。

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人口増加率は過去5年間、年1%と、それ以前の5年間の増加率(同3%)を下回っている。テオ氏は、人口維持に必要な出生率を実現したのと同じ効果になる移民受け入れ政策をとると表明した。
 
昨年、市民権を取得した者は2万2,076人で過去5年の平均とほぼ同じ。新たに永住権を取得した者は3万1,849人で、永住者総数は53万人とほぼ横ばい。
 
年齢20~64歳の国民の数は20年の220万人がピークで、その後は減少すると政府は予測。このため移民受け入れで人口を維持するという。
 
テオ氏は「シンガポールに貢献でき、しかも社会に溶け込める者を永住者、市民として優先的に受け入れる」と述べた。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/46062/

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